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小説の更新記録
10月6日・黄笠3「とびらのむこう」
9月29日・黄笠・小説でも小話でもない、ただの妄想をつらつらと。
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プロフィール
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夕凪紫雲(ユウナギレンゲ)
性別:
女性
職業:
育児主婦
自己紹介:
ただいま育児奮闘中。
特技は何でもBL変換すること。
人見知りオッサンであります~

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BL・女性向け・同人要素てんこ盛りな小説がおいてありますので、御注意ください
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ガンダム00
ロックオン×刹那
「unsettle」&あとがき


「×」と表記するよりは、「+」とした方が正解かも。
甘めです。
刹那はロックオンの前でだけ、自覚なくツンデレになればいい!という思いで書いてます。
苦手な方は、注意です。
 


#17を見ての妄想。
『ネーナに唇を奪われた刹那』…その後のロク刹


■■■■■■■■■ 

 unsettle



「せ、…刹那」
 呼び掛けるまでに時間を要したロックオンは、振り返った刹那の目もまともに見れず、頭を乱雑にかいた。
「なに?」
 口ごもるロックオンに、刹那はいつもの調子で近付き覗き見上げた。
「ロックオン?」
「あー、いや…。……大丈夫、か?」
 ──大丈夫じゃないのは、自分だ……。
「え?」
 ──刹那の唇。
「さっき、あの子にさ…」
 奪われた、刹那の唇。そこから視線が外せない。
「あぁ。まぁ、大丈夫だけど。──ロックオン?」
 ロックオンの瞳は嫉妬で囚われたまま、声に魅かれるように刹那へと顔を寄せていた。
「せつな……――――!」
 妄想を追いかけ、無意識に唇を重ねようとしていたことに直前で気づいたロックオンは、刹那の肩に手を置いて身を引いた。『消毒してやる』という常套句と共にキスをして、刹那の唇に残っているあの女の感触を拭い去りたい──という感情で渦巻く心を、大きな深呼吸でようやく解す。
 そんなロックオンの不可解な行動に、状況を飲み込めないでいる刹那は小首を傾げている。
「何か変だぞ、ロックオン……」
(本当に、変になりそう……)
 心配そうに見上げる刹那にクラクラしだした頭を、ロックオンはそのやさしさに乗じて、甘えるように刹那の肩に額を置いた。
「アイツらに苛められたのか?」
「…………」
(間接的に)
 頭に浮かんだ言葉分重みの増した頭に気付いたのか、刹那はロックオンの背中へと両腕をまわして、労るようにさすってあげた。
(刹那…)
 触れられることを極力嫌う刹那が、自らしてきた行動に、ロックオンは嬉しさを隠すことなくほほ笑んだ。


〈終〉

■■■■■■■■■


刹那に抱き付いても、嫌がらなかったことにたいして、『ネーナに勝った!』 とほくそ笑みガッツポーズをするロックオンという、ちょいコミカルな感じのを書こうと思ったらば…しっとり(? そう思ってるのは私だけか??)と終わってしまったよ…。



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