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小説の更新記録 |
9月29日・黄笠・小説でも小話でもない、ただの妄想をつらつらと。
9月24日・黄笠2「つめたいて」
9月24日・黄笠1「あたためて」
9月20日・斎左之9「くちづけの意味」
プロフィール |
HN:
夕凪紫雲(ユウナギレンゲ)
性別:
女性
職業:
育児主婦
自己紹介:
ただいま育児奮闘中。
特技は何でもBL変換すること。
人見知りオッサンであります~
特技は何でもBL変換すること。
人見知りオッサンであります~
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BL・女性向け・同人要素てんこ盛りな小説がおいてありますので、御注意ください
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ガンダム00
クラウス×ライル
「 SWEET 」&あとがき
季節ものです。
バレンタイン!!
甘いライルはいかが?です!(……)
いろいろアレレ??
な感じのが混ざって(いつものことですが)ますが、
気にしないで!
生温い(性)描写ありです。きっすまでね。
本番はないです。スミマセン。。。
自己責任で読むわよ!な方のみ、ドウゾ~
■■■■■■■■■
クラウス×ライル
「 SWEET 」&あとがき
季節ものです。
バレンタイン!!
甘いライルはいかが?です!(……)
いろいろアレレ??
な感じのが混ざって(いつものことですが)ますが、
気にしないで!
生温い(性)描写ありです。きっすまでね。
本番はないです。スミマセン。。。
自己責任で読むわよ!な方のみ、ドウゾ~
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◇ SWEET ◇
2月14日、深夜。
疲れた体を引きずって帰ってきたライルは、自室の机の上に置かれていたメッセージカードを見て、自然と笑みをこぼした。
“From Your Valentine”
つたないけれど、一生懸命さが伝わってくる子供たちの文字に一つ一つ目を通しながら備え付けの椅子に腰を下ろし、一緒に置いてあった包み紙を開けてゆく。
「チョコレートか」
小さな粒は子供たちの人数分くらいはあるだろうか。自分たちも食べたかったかもしれないのに、ライルのためにこんなに包んでくれたのかと思うと、嬉しさは倍増した。
一つ摘まんで口に入れる。
チョコレートは、口の温かさで蕩けてゆき、ふんわりと広がる甘味が、疲れたライルを癒してくれる。今まで煙草で紛らわせてきたけれど、体が求めているのは紫煙ではないと、確信した。
「うまい」
――コンコンッ
あまりの心地よさに力が抜けていたライルは、不意に鳴った音に驚いて体が硬直したものの、それも一瞬に解きほぐれた。
こんな時間にここのドアを鳴らすは、一人しか思い当たらない。
「よぉ」
ドアを開けたライルが軽く声をかけて迎えると、クラウスは鋭さを削いだ笑顔と声音で返してくれた。
「おかえり」
それは任務を無事遂行し、帰って来た者に対しての当たり前の言葉だったが、ライルにはそれ以上の意味合いがあった。
帰れる場所――待っていてくれる人。
今日は特に、実感できる日だからだろうか、感傷の心がじんわりと湧いてくる。
ドアが閉じられた音に、一瞬惚けていたライルが覚醒すると、目の前のクラウスは先ほどの笑みとは種類の違う……そこはかとなく意地悪い類のものを浮かべているように見えた。
「で、何しにきたんだよ」
咳払いをひとつして、ライルは呟いた。
「お裾分け、してもらおうかと思ってね」
「お裾分け?」
「そう。今日、子供たちがバレンタインにケーキを焼いてくれたんだけど、食べ損ねてしまってね」
机の上に広げられた包みにあるチョコレートの粒を一度見やって、クラウスはライルに向き直った。
「もらってもいい?」
「ああ。……――――っん……」
承諾したライルへと、クラウスは顔を近づけて――キスをした。
角度を変えて深く、激しく食む口付けは、とめどなく繰り返された。
ライルの口内へ入り込んだクラウスの舌は、溶けてなくなったチョコレートの甘い残り香でさえ嘗め尽くさんばかりに蠢く。
「ぅ…んふ…ぅ……ぁ…………」
久しぶりの温もりに、痛いくらいの官能に全身を刺激されて、ライルは身悶えた。
「ライル……」
ようやく唇を解放されても、体の痺れは治まらず、かえって余計に酷くなる。呼ばれる名でさえ、鼓膜を刺激する。
「ライル」
2月14日、深夜。
疲れた体を引きずって帰ってきたライルは、自室の机の上に置かれていたメッセージカードを見て、自然と笑みをこぼした。
“From Your Valentine”
つたないけれど、一生懸命さが伝わってくる子供たちの文字に一つ一つ目を通しながら備え付けの椅子に腰を下ろし、一緒に置いてあった包み紙を開けてゆく。
「チョコレートか」
小さな粒は子供たちの人数分くらいはあるだろうか。自分たちも食べたかったかもしれないのに、ライルのためにこんなに包んでくれたのかと思うと、嬉しさは倍増した。
一つ摘まんで口に入れる。
チョコレートは、口の温かさで蕩けてゆき、ふんわりと広がる甘味が、疲れたライルを癒してくれる。今まで煙草で紛らわせてきたけれど、体が求めているのは紫煙ではないと、確信した。
「うまい」
――コンコンッ
あまりの心地よさに力が抜けていたライルは、不意に鳴った音に驚いて体が硬直したものの、それも一瞬に解きほぐれた。
こんな時間にここのドアを鳴らすは、一人しか思い当たらない。
「よぉ」
ドアを開けたライルが軽く声をかけて迎えると、クラウスは鋭さを削いだ笑顔と声音で返してくれた。
「おかえり」
それは任務を無事遂行し、帰って来た者に対しての当たり前の言葉だったが、ライルにはそれ以上の意味合いがあった。
帰れる場所――待っていてくれる人。
今日は特に、実感できる日だからだろうか、感傷の心がじんわりと湧いてくる。
ドアが閉じられた音に、一瞬惚けていたライルが覚醒すると、目の前のクラウスは先ほどの笑みとは種類の違う……そこはかとなく意地悪い類のものを浮かべているように見えた。
「で、何しにきたんだよ」
咳払いをひとつして、ライルは呟いた。
「お裾分け、してもらおうかと思ってね」
「お裾分け?」
「そう。今日、子供たちがバレンタインにケーキを焼いてくれたんだけど、食べ損ねてしまってね」
机の上に広げられた包みにあるチョコレートの粒を一度見やって、クラウスはライルに向き直った。
「もらってもいい?」
「ああ。……――――っん……」
承諾したライルへと、クラウスは顔を近づけて――キスをした。
角度を変えて深く、激しく食む口付けは、とめどなく繰り返された。
ライルの口内へ入り込んだクラウスの舌は、溶けてなくなったチョコレートの甘い残り香でさえ嘗め尽くさんばかりに蠢く。
「ぅ…んふ…ぅ……ぁ…………」
久しぶりの温もりに、痛いくらいの官能に全身を刺激されて、ライルは身悶えた。
「ライル……」
ようやく唇を解放されても、体の痺れは治まらず、かえって余計に酷くなる。呼ばれる名でさえ、鼓膜を刺激する。
「ライル」
“Be My Valentine.”
ライルはようやく意味を飲み込んで、堪らず噴き出した。
「なに言ってんだよ」
クラウスの首に腕をまわし、ライルは力強く抱しめた。
〈終〉
■■■■■■■■■
相も変わらず中途半端で…。
お付き合いくださいましてありがとうございます。
はぁ~
ラブラブクラライは可愛いのに…どうしてちゃんと書けないんだろ。
文章力が無さ過ぎでムギィィィイイってなるわ!
抱き合ってるふたりをギュってしたい……………
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