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小説の更新記録 |
9月29日・黄笠・小説でも小話でもない、ただの妄想をつらつらと。
9月24日・黄笠2「つめたいて」
9月24日・黄笠1「あたためて」
9月20日・斎左之9「くちづけの意味」
プロフィール |
HN:
夕凪紫雲(ユウナギレンゲ)
性別:
女性
職業:
育児主婦
自己紹介:
ただいま育児奮闘中。
特技は何でもBL変換すること。
人見知りオッサンであります~
特技は何でもBL変換すること。
人見知りオッサンであります~
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BL・女性向け・同人要素てんこ盛りな小説がおいてありますので、御注意ください
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ガンダム00
ロックオン×刹那
「depths」&あとがき
「×」と表記するよりは、「+」とした方が正解かも。
甘めです。
刹那はロックオンの前でだけ、自覚なくツンデレになればいい!という思いで書いてます。
苦手な方は、注意です。
突然、刹那に「やらないのか?」といわれたロックオンは…
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ロックオン×刹那
「depths」&あとがき
「×」と表記するよりは、「+」とした方が正解かも。
甘めです。
刹那はロックオンの前でだけ、自覚なくツンデレになればいい!という思いで書いてます。
苦手な方は、注意です。
突然、刹那に「やらないのか?」といわれたロックオンは…
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「depths」
その時、ロックオンは…あまりの衝撃に言葉を詰まらせた。
(幻聴か…?)
確かめるために聞き返したくても、うまく声が出てこない。
ロックオンの部屋に刹那と二人きり。この状況を打開してくれるだろうハロもいない…。
互いの視線が絡まっていることに気付いたロックオンは、後ろめたさから首を傾け、顔を逸らした。
真っ直ぐな刹那の瞳が、ロックオンには痛い…。
幻聴は深層心理の声だと、記憶の中から浮かんできた言葉に、ロックオンは思い切り首を振りたい気持ちに駆られた。
幻聴を蹴散らしたい一心で…。
「なぁ、聞いてんのか?」
胸の内側で懸命にもがいているロックオンに、刹那は現実の声で聞き返してくる。
「やらないのか?」
「………………え」
ようやく声は出たが質問された答えなど形成されず、いっそう激しく打ち続ける心臓を落ち着かせる術を模索する。
(…てか、ンなもんねぇよ!)
ロックオンは心の中で考えを瞬殺した。
あるはずがない。心のすぐ側にある心臓が、『驚き』などではなく深層にある『期待』で高鳴っているのだと、叫んでいるのだから。
好意を持たれてることには知っていた。けれど、それはロックオンが向ける──愛情と同じではない。もし刹那の好意がロックオンと同じであっても、自分で気付くまでは…と、頑なに決めていたのに……。
とりあえず、ほんのわずかに残っていた『大人』な部分が、刹那へと傾きかけた身体を引き止めさせた。
「やる…って、何…を?」
「──さぁ…」
小首を傾げた刹那に、身構えていたロックオンの力が抜けていく。
表情からして、とぼけて焦らしているのではなく、本当に判らないようだ。仕草が可愛いだけに、ロックオンの落胆は大きかった。
「アイツらが、そう言ってたから」
詳しく訊いてみれば、陰口を言われたところに、たまたま出くわし、聞くはめとなってしまったようだ。
内容は『刹那になつかれたロックオンは災難だ』や『ヤりたくても、刹那がくっついてたらできない』など。それらを刹那なりに考え、切り出した言葉が『やらないのか』になってロックオンの心臓に直撃した。
(誰だよ、まったく…)
呆れて脱力感に満たされたロックオンは、大きく息を吐いた。胸の中に重く溜まっていたモヤモヤが、幾分解消された気がする。
「俺が居たら…できないこと……なのか?」
怖々と窺ってくる刹那に、先ほどまでの張りが消えていた。
「いや」
否定した瞬間、刹那の表情に微かな色味がひろがった。
「そうか」
陰口を聞いてから、ずっと不安だった事から、ようやく解放されて、安堵に頬が緩む。 そんな刹那を見て、ロックオンは素直に愛しいと思った。その素直は本心となって、口から滑り落ちた。
「できるよ。二人でも」
自分の声が耳から聞こえてきて…、ロックオンは驚いた。欲望というものは──恐ろしい……。
キョトンと尋ねるような仕草に、ロックオンの言葉は続かず、話しを逸らした。
その場は切り抜けられたが、翌日から精神的にツライ日々となった。
「やらないのか? 二人でできるんだろ?」
『やる』ことの意味も知らず口にする刹那に、ロックオンは苦笑いをうかべて堪えるしかなかった。
〈終〉
■■■■■■■■■
あとがき
何が書きたかったんだろ?
ロックオンの葛藤…か。
刹那のピュアビームに邪な感情がどこまで抑えられるのか! 逆に邪増大して凶行におよんでしまうかも…。
ロックオンは以前、刹那が寝てる隙にキスしようとして、ハロに「ハンザイ・ハンザイ」と窘められていればいい。
(どんな希望だよ…そしてあとがきになってるのか…これ)
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