忍者ブログ

小説の更新記録
10月6日・黄笠3「とびらのむこう」
9月29日・黄笠・小説でも小話でもない、ただの妄想をつらつらと。
9月24日・黄笠2「つめたいて」
9月24日・黄笠1「あたためて」
9月20日・斎左之9「くちづけの意味」


メールフォーム
Powered by SHINOBI.JP

プロフィール
HN:
夕凪紫雲(ユウナギレンゲ)
性別:
女性
職業:
育児主婦
自己紹介:
ただいま育児奮闘中。
特技は何でもBL変換すること。
人見知りオッサンであります~

================



================


BL・女性向け・同人要素てんこ盛りな小説がおいてありますので、御注意ください
[11]  [10]  [7]  [6]  [5]  [9]  [3]  [2]  [8]  [12]  [74
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

ガンダム00
カタギリ×グラハム
「jealousy」&あとがき


大人な二人を書ければ…と
模索中です。
エロ担当な感じで頑張りたい。
 


第二話を見ての妄想。
ユニオン輸送機内での二人
 


■■■■■■■■■


jealousy


 熟知している──と言い放った瞳の…なんと楽しげなことか…。
 そう思った時には、身体が勝手にグラハムのもとへと近付いて、キスをしていた。
 戸惑いもなく、ごく自然に重なった唇は、どちらともなく深く求めるように…食む。
 貪るのでもない──しかし、激しい口付けは、互いの唇をそっと見つめるように静かに離れた。
「なんだい? これくらいのキスで、私を引き止めているとでも?」
「…いいや」
「妬いているのか?」
 鼻にかかったその笑みは、優越を含んでカタギリに届いた。
「私が、ガンダムに惹かれてることを快く思わないのはよく判る。だか、一戦交えてみなければ、知り得ないこともある」
 そうだろ──上目遣いに覗き見る艶美な姿は、卑猥な情事を連想させる。
「それを私が直々に出向いてやるというんだ。技術者の嫉妬ってやつも、少しは和らぐだろ?」
「…………」
 グラハムの言葉にカタギリは口を噤んだ。『技術者の嫉妬』確かにそれもある。けれど、グラハムはカタギリの心を見透かすように、わざとその言葉を引き合いに出してきた。
 強く、気付かせるために。
「──褒美を受けてやってもいいぞ」
「そうだな」
 寄せてきたグラハムの唇に指を当て、カタギリは笑みを返した。
「私を満足させるほどのデータを見せてくれたら、ね」
「ハハハ。私の腕を知っていながらそんなことを言うのは、おまえくらいだよ。──楽しみにしている」
 声を楽しげに踊らせながら、グラハムはフラッグ機上のため部屋を後にした。
(嫌みな男だよ…まったく)
 どこの世界に、愛しい者の興味の対象が自分以外の『個』に向けられて、平静でいられるというのか。
 しかも、あの冷眼が興奮していた。キスにではなく、これから目の当たりにするであろう未知なる相手に。
「穏やかでないね」
 ガラス越しのフラッグを見ながら、カタギリは無意識に呟いていた。

〈終〉


■■■■■■■■■


あとがき…という、嘆き。

エロ担当ながら…なりきれず。
せめて文章で!と思ってみたけど、思うまでもなくそんな文章力は備わってませんでした。
わはは…。

拍手

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
<< 一言  HOME  一言 >>
10月 << 11月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30  >> 12月
夕凪紫雲(ユウナギレンゲ) Wrote All Articles. / Powered by 忍者ブログ / [PR]
/ WRITE / RES / blogdesigned by 物見遊山 / JScript borrows Customize in Ninja Blog