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小説の更新記録 |
9月29日・黄笠・小説でも小話でもない、ただの妄想をつらつらと。
9月24日・黄笠2「つめたいて」
9月24日・黄笠1「あたためて」
9月20日・斎左之9「くちづけの意味」
プロフィール |
HN:
夕凪紫雲(ユウナギレンゲ)
性別:
女性
職業:
育児主婦
自己紹介:
ただいま育児奮闘中。
特技は何でもBL変換すること。
人見知りオッサンであります~
特技は何でもBL変換すること。
人見知りオッサンであります~
================
BL・女性向け・同人要素てんこ盛りな小説がおいてありますので、御注意ください
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運動会の思い出といえば、
小学校時代の「春の運動会」と「夏の運動会」
特に春は、高学年と先生による、
部活動別・仮装行進と、リレーがあって、
格段に盛り上がったことを憶えてます。
仮装といえば、女装だよね!
ってことで、小説にも小話にすらならない
黄笠な妄想をしまいこんでおきます~
■■■■■■■■■■■■■■
練習後の自主練を終え、部室に帰って来た笠松は、異様な光景にたじろいだ。
「んだよ、これ……」
色とりどりの服の山からヒョコリと顔を覗かせたのは、帰ったとばかり思っていた黄瀬だった。
「あ、センパイ、お疲れっス」
「なんだよ、これ。お前が持って来たのか?」
見渡せば、机の上の山の他にも、下には大きめの紙袋が五つほど置かれている。
「体育祭で女装するって言ったら、スタイリストさんとか女性スタッフのみんなが持ち寄ってくれたんス」
これを持ち込むために、自主練を抜けたのだという。
「これで足りるっスか?」
「てか、余んだろ……絶対。女装すんのは一年だけなんだし」
「えええ!!!!!!!!!」
「手間掛けさせたな。けど、この前説明しただろ」
「女装するのが伝統だって聞いてから、ずっと妄想してたんスよ……」
「は?」
「どうしてセンパイは女装しないんスかぁあああ!!」
「だから、一年の試練だってこの前言っただろ!」
「じゃあ、センパイも一年の時はしたんスよね……」
「――まぁな」
あの恥ずかしさは、思い出しただけでも大汗が吹き出るほどだ。
「その時の写真、見せてくださいよ!」
「んなの、持ってるわけねぇだろ!」
「じゃあ今、着て見せてください!!!」
「俺がなんでそんなことしなきゃいけねぇんだ!!」
黄瀬が泣き顔を作って服の山に突っ伏して静かになった頃、笠松はようやく自分のロッカーを開けることができた。
早く着替えて出て行かないと、また何を喚きだすかわかったもんじゃない。
「一回勝負の、じゃんけんしてください。負けたらもう言わないっスから」
「何をそんなにこだわってんだよ……」
「オレの知らないセンパイの姿があるってのが、気にくわないんスよ」
むくれた顔に、笠松は溜息しか出なかった。
「んなの、他にいっぱいあんよ」
「それは追々、オレが引き出していくっスよ」
意味深な笑みを浮かべて、黄瀬は笠松に近づく。
「勝負、してくれます?」
「しつけーな、まったく。俺が勝ったら、明日からお前の練習メニュー倍にすんからな」
******
あいつの勝負運の強さは、なんなんだ。
結局、笠松は負けて、しぶしぶ――一年の頃に着たのと似ているお姫様風のドレスに身を包んだ。
むかついたので、黄瀬にも着替えるように言ったら、喜々として『ミニスカポリス』に変身した。
「じゃ~ん!」
決めポーズまでして愉しんでるやつの気が知れない。笠松は両手を腰に当てて、姫様らしからぬドスの効いた声で言った。
「もういいだろ? 満足か?」
「センパイ。そんな怖い顔してたら、逮捕しちゃうっスよ!」
掴まれた右手から、カチャリと音がする。見てみると、玩具の手錠が手首に付けられていて、もう一方が黄瀬の左の手首を拘束している。
「黄瀬ぇ!! 冗談が過ぎるぞ!」
「すぐに着替えられたらもったいないんで、もう少しこのまま」
向かい合っては近すぎる距離で、黄瀬は笠松を凝視する。視線を感じて居た堪れず、笠松は下を向くが、黄瀬の様子に異変を感じて覗き見た。
「おい、鼻息が荒すぎんぞ」
「興奮してるんス! オレ、今すんげぇ興奮してるんスよ!!」
「気持ち悪いことを堂々とわめくな! 早く手錠をはずせ!」
凄味を増してく怒気に、黄瀬は泣く泣く手錠を外した。
=終= ?
■■■■■■■■■■■
すみません。タイムアップです。。。ギブアップともいう。。。
エチにもいかず、うまいオチもみつからず……
けど、文章を考えない分、私にしてはスラスラ書けた気がします。
あー楽しかった。
一年の時の笠松の女装姿の写真は、
秀徳の高尾が持ってそうな気がします♪♪♪
「んだよ、これ……」
色とりどりの服の山からヒョコリと顔を覗かせたのは、帰ったとばかり思っていた黄瀬だった。
「あ、センパイ、お疲れっス」
「なんだよ、これ。お前が持って来たのか?」
見渡せば、机の上の山の他にも、下には大きめの紙袋が五つほど置かれている。
「体育祭で女装するって言ったら、スタイリストさんとか女性スタッフのみんなが持ち寄ってくれたんス」
これを持ち込むために、自主練を抜けたのだという。
「これで足りるっスか?」
「てか、余んだろ……絶対。女装すんのは一年だけなんだし」
「えええ!!!!!!!!!」
「手間掛けさせたな。けど、この前説明しただろ」
「女装するのが伝統だって聞いてから、ずっと妄想してたんスよ……」
「は?」
「どうしてセンパイは女装しないんスかぁあああ!!」
「だから、一年の試練だってこの前言っただろ!」
「じゃあ、センパイも一年の時はしたんスよね……」
「――まぁな」
あの恥ずかしさは、思い出しただけでも大汗が吹き出るほどだ。
「その時の写真、見せてくださいよ!」
「んなの、持ってるわけねぇだろ!」
「じゃあ今、着て見せてください!!!」
「俺がなんでそんなことしなきゃいけねぇんだ!!」
黄瀬が泣き顔を作って服の山に突っ伏して静かになった頃、笠松はようやく自分のロッカーを開けることができた。
早く着替えて出て行かないと、また何を喚きだすかわかったもんじゃない。
「一回勝負の、じゃんけんしてください。負けたらもう言わないっスから」
「何をそんなにこだわってんだよ……」
「オレの知らないセンパイの姿があるってのが、気にくわないんスよ」
むくれた顔に、笠松は溜息しか出なかった。
「んなの、他にいっぱいあんよ」
「それは追々、オレが引き出していくっスよ」
意味深な笑みを浮かべて、黄瀬は笠松に近づく。
「勝負、してくれます?」
「しつけーな、まったく。俺が勝ったら、明日からお前の練習メニュー倍にすんからな」
******
あいつの勝負運の強さは、なんなんだ。
結局、笠松は負けて、しぶしぶ――一年の頃に着たのと似ているお姫様風のドレスに身を包んだ。
むかついたので、黄瀬にも着替えるように言ったら、喜々として『ミニスカポリス』に変身した。
「じゃ~ん!」
決めポーズまでして愉しんでるやつの気が知れない。笠松は両手を腰に当てて、姫様らしからぬドスの効いた声で言った。
「もういいだろ? 満足か?」
「センパイ。そんな怖い顔してたら、逮捕しちゃうっスよ!」
掴まれた右手から、カチャリと音がする。見てみると、玩具の手錠が手首に付けられていて、もう一方が黄瀬の左の手首を拘束している。
「黄瀬ぇ!! 冗談が過ぎるぞ!」
「すぐに着替えられたらもったいないんで、もう少しこのまま」
向かい合っては近すぎる距離で、黄瀬は笠松を凝視する。視線を感じて居た堪れず、笠松は下を向くが、黄瀬の様子に異変を感じて覗き見た。
「おい、鼻息が荒すぎんぞ」
「興奮してるんス! オレ、今すんげぇ興奮してるんスよ!!」
「気持ち悪いことを堂々とわめくな! 早く手錠をはずせ!」
凄味を増してく怒気に、黄瀬は泣く泣く手錠を外した。
=終= ?
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すみません。タイムアップです。。。ギブアップともいう。。。
エチにもいかず、うまいオチもみつからず……
けど、文章を考えない分、私にしてはスラスラ書けた気がします。
あー楽しかった。
一年の時の笠松の女装姿の写真は、
秀徳の高尾が持ってそうな気がします♪♪♪
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